いつも言ってるでしょ
とか
なんでわかんないの
とか
ほらできないじゃん
とか
そんな邪悪な呪文は
こどもに言うべきことではなくて
全部
自分が起源で
何回もおんなじこと
言ってるなら
それは
わかりにくい言葉なんじゃないだろうか
わかんないのは
わかりにくい状況だったんじゃないだろうか
じゃあ
どうしたらわかったろう
って
できない
わからない
って決めつけて
決めつけられて
できるようになるのは
とっても難しいけど
あれ、どこがわからなかった?
みてなかった?
できなかった
わからなかった理由を
みつけてあげないと
何度言われても
何度やっても
うまいこといかない
わからなかった
って
みんなが言えるわけじゃない
わからなかった
って
みんなが気づくわけじゃない
でも必ず
理由がある
できなくさせたく
ないのであれば
わからなくさせたく
ないのであれば
なんでできないのかと
意味のない問いかけをするよりも
ほんとうの理由を
一緒にみつけて
できたね
って
笑いあえたらいいね
ちょっとした失敗をしたときに
ほんとに、大したことのない
本当に気にすることのない
ちょっとした失敗をして
こどもがびっくりして
大人の顔を見たとき
そのこは
解決する力よりも
怒られないようにする力を
つけようとしてるサインで
私は心が苦しくなる
大丈夫だよ
これくらい
こうやってみてごらん
ほらできた
できた数のがずっと多いのに
小さなできなかったことを
数えられたら
自分はできないと
思ってしまうよね
できなくていいやって
あきらめてしまうよね
誰の助けも借りずに
ひとりで自分の力で
生きていかなきゃならないんだからって
できないを数えながら
どうせ自分は
って生きてくよりも
必ずそばに誰かいるから
助けてって
いう方法を
教えてもらいながら
今日はこれできたね
って
毎日できた を数えながら
生きていってほしい
どうせ なこなんて
1人もいない
できた
って笑うあの子は
とっても
愛おしい

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