2017.5.10
- みずこしふみ
- 2018年12月31日
- 読了時間: 2分
こどものときは
お城に住んでみたかった
みたかった?
すごいものがすきだったから
おじいちゃんちには
田んぼが100こあるんだ!
って本当か嘘かすら知らないこと言ってた
つまり、よくわからない
膨大な莫大な、みえないものが
すごいもの で
憧れるものだった
中学生のとき、自分の部屋ができて
自分の陣地に自分のものを入れて行く
ということを知った
管理には当然いたらないのだけど
22歳で家を出たときからが
モノが1番溢れてた
欲しいというままに
安く買えるものを
いっぱい買った
靴箱も洋服も本も雑貨も
なんだか溢れていた
そのピークのあたりから
なんで私は本当に欲しいものを
高いからと買えずにいるんだろう
欲しいものは本当に必要なものだったんだろうか
ってようやく気づいて
どんどんものが減っていった
まだまだあるけど
モノの背景を考えて買うようになった
これ買うなら
友達が作ってるの買った方がいい
とまず思うし
たくさん買ってきた分
本当に自分に合うもの
必要なものも
わかるようになってきた
まだまだ
仕事の準備段階で選びきれないモノたちも
あるのだけど
生活の部分はだいぶ小さくなってきた
今私が憧れる家は
アラジンの城ではなくて
緑の中の小屋
小屋には選ばれたものしか
入れることはできないんだ
選ばれたモノが
残ってるんだ
それって
なんてステキなんだろうって
思う
自分に必要なものを
これからも選んでいきながら
小さな小屋のイメージで
生きていきたいと
思います
こちらはクールなあのこがくれた
ラブレター
あぁしあわせ

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